公式大会と夢特性

以前からポケットモンスターというゲームは公式管理での大会は難しく、只でさえ多いユーザーの管理だけにとどまらず、複雑過多な配布や世代別習得技などで改造のチェックなどは極めて困難を極めるものだったと思います。

ですが従来では自分が把握している限りでは「公式公認の情報元」さえあれば問題解決できるレベルだったのではと思います。

しかし、今回それを覆すのではという仕様が存在します。

それは夢特性です。

しかし夢特性といっても配布がなされているか否かが分かれば普通のものであれば、正規範囲内かどうか納得のいく説明をすることは可能だったと思います。

しかし、配布の中に有料雑誌付録としての配布である「ポケモンぴあ」はじめ配布からの特性の場合ややこしいことになってきます。

まず、この雑誌配布について現状把握している限りでは専ら♂固定なのではないかという話が出回っています。
現実問題♀が出たと聞かない以上その可能性は高いでしょう。以後はその仮定で話を進めていきます。
これが事実だとしても公式ではそれは当然公言しません。なぜなら情報開示が必須なものではないですし、したら♀遺伝を回避させるというビジネス的な側面が露骨に丸見えで広い意味でイメージダウンは避けられないからです。
ではこの事実が公式ではないとして、仮に公式大会があった場合、以下のポケモンを使われたらどうでしょうか?
・♀の夢特性リザードン
・♂夢特性だが遺伝技を所持しているフシギバナ
当然、夢特性自体は配布しているわけですがこれらは非正規のもので、ユーザー側からすれば改造所持として申告したいところです。特に下は対戦内容に影響しますからね。
しかし、公式としては上記ポケモンを改造という根拠を呈示できません。公式で♂しか配布していないとその場で取ってつけたように説明するのは正直厳しいでしょうし。
となればこれらのポケモンはグレーゾーンとして見過ごされる可能性が高いです。こういったポケモンが量的に多いのかは実用性込考えて現状では不明です。が、特にホウエン御三家は有用な特性を持ち合わせているため今後公式大会でも多用される可能性は十分考えられるでしょう。
このとき公式が公式としての役割を果たせるのか?或いは見過ごすのか?気になる点は多いです。

こういった配布はビジネス的にはおいしいんでしょうが正直プレイヤー側からすれば最近は過度すぎで腹が立つ・萎えるを通り越して呆れてしまいます。今後このビジネスが裏目に出るときがあるのかはわからないですがこうした体質から脱却はしてほしいです。最も公式大会で上記改造グレーの人が多発して対応に困ったとしても、上記ビジネスで入る収入からすればほんの些細な事に過ぎないんでしょうけどね。