豪快さと緻密さを併せ持つパーティ

凄く抽象的な印象論で話を進めますが、例えば今回のたねオフの結果を環境面で見るのははっきり言って無意味に限りなく近いでしょう。
オフの環境って、ネットの環境以上に役に立たない変則的なものだから、環境を議論すること自体無意味なわけです。
ネットはある程度流れがある場合、環境に順応させていく形でどこかを捨ててでもその流れに乗ることができていればパーティの時点で優位に働きますが、その環境論を捨てた場合、結局運の面を差し引いた実力差は単純にプレイングで出るに等しいわけです。
じゃあ強い人はどうプレイングしてるのかって言うと、これは自分がオフ会の優勝常連とかとは程遠いので明らかに推測論で話ますが、恐らくは事前の緻密なダメージ計算をそのまま思い描いてプレイングしてるんじゃないかって思います。
イメージ的には、例えば将棋を想像するとして、パーティを自分の囲いとか基本戦法とかだとすると、そこからの何十手っていうパターンが頭に入っているって感覚です。
つまり、彼らにとってイレギュラーは存在しないに等しいと考えられます。ダメージ計算の具体値レベルで頭に入っているのであれば、相手の構築の情報を即時解析できるわけです。

ところが、プレイヤー全員がそんな芸当をしてるかっていえばそれはないでしょう。もちろん、簡単なレベルでは多くの人が実行していると予測されますが、結局のところそこの認識をどれだけ詰めた上で、それが頭に入っているかで差となる=経験値の違いって大きいって結論にもなります。

じゃあ一生かかってもそういう人より上にいけない(ポケモン特有の運の面はのぞいたとして)、行くためにはよりそうした緻密さを重視しなければってなる所ですが、自分は残念ながら頭の回転も良くないですし、そんなデータを細かく解析するのも面倒でやりたくないです。配分だって常日頃から適当です。

じゃあその中で何を目指してるかって言ったら、もちろん完全な地雷ってほどではないですけど、とにかく相手のペースに乗せない、相手の想定してないパターンに持ち込んで乱すとかでやってくしかないでしょう。

それでも、あんまり地雷に特化するとかえって扱いづらいですし、何も地雷ってのはパーティを地雷にする必要性はないと思ってます。

重要なのは立ち回りを地雷にすること。そのためにパーティで布石が必要ならばそれを順次取り入れますが、とにかく立ち回りを地雷にする…これが今思っている強い人に買っていく最も手っ取り早い近道だと考えます。

安定行動って聞こえは良いですが、安定行動をしてたらまず負けます。
しかし、一方で同程度の実力と予想される人、或いは対戦中にそう感じている段階で必要以上にプレイングを捻ったら大火事することもあります。

まぁ要は、楽して勝ちたいなら、基本的にはしっかりと緻密な理論に基づいてプレイングし、序盤からでもある程度積極的にプレイングしていくってことだと思います。

そして、それを補佐するパーティが出来て噛み合った時、経験を超えることができるんじゃないかなって思ってます。