大会で優勝し、今期自身最高レートを記録したパーティ。

同時に、現状レート1600台をひたすらさまよってるパーティ。

たった1日でレート200も落としたわけだが、やはり環境が回るのは早いという印象があるかな。いやむしろ今までが遅すぎたのかもしれない。

新しいパーティ考える気はないから暫くこれなんだろうけど、はっきりいって勝てない。昔なら勝てて、今なら勝てない理由もはっきりしている。まぁそれは後述で。

ポケモン アイコン 持ち物 技1 技2 技3 技4
ニョロトノ オボンの実 ハイドロポンプ 冷凍ビーム 滅びの歌 守る
メタグロス ノーマルジュエル コメットパンチ バレットパンチ 大爆発 守る
キングドラ 命の珠 ハイドロポンプ 竜の波動 身代わり 守る
ロトム(炎) イトケの実(火炎玉) 10万ボルト オーバーヒート 電磁波(トリック) 守る
クロバット 飛行ジュエル クロバット 怒りの前歯 追い風 守る
ナットレイ ヨプの実 パワーウィップ ジャイロボール 宿り木の種 守る

パーティ概要

最初に言っておくとこのパーティはかなり偏ってて普通に使う分には到底お勧めできない内容です。このパーティはどういった経緯で出来上がったかというと、当初雨メタとして過剰に増えていた霰パーティに対して出来るだけ薄くならないように注意し、その上で苦しい点を無理やり大爆発ですべて吹っ飛ばしてしまおうという経緯で出来上がりました。

当初は霰パーティの基本系に対して行動を悩ませることができたりとかでよかったようにも見えたんですが、そもそも霰がそこまで意識対象じゃなくなってきたり、それ以上に電気ポケモンに薄かったり、大爆発自体の意外性が取れないなどで次第に苦しくなっていったと思います。

その大爆発なんですがやはり圧倒的に弱体化したとみて間違いないでしょう。何をいまさら…と言われそうですが、やはり戦術の中で大爆発を安定に導く筋がなくなったというのは大きいです。具体的に何の事を言っているかというと要はパーティに大爆発持ちを複数入れることができなくなったことです。

第4世代までも自分は高確率で大爆発を採用し続けてきたんですが、大爆発の強みの一つに相手のパーティへの大爆発の通りが良いのであれば、連続で爆発を使っていけば此方の意図する筋書きに持ち込みやすいっていうのがありました。要するにポイント読みされなければ任意の2vs2に持ち込みやすく、そうするためにどう立ちまわればいいかって考えればいい技だったのが、そうしてもただの択ゲー技と化してしまった感は否めないでしょう。

そういうわけで大爆発は苦しいってわけですけど、それでも雨の爆発を使い続けたのにはそれなりの訳はあって、やっぱりナットレイブルンゲルを除いては雨の範囲と爆発の範囲って絶妙なので、上手くはめることができれば十分まだまだやれるんじゃないかなとは思ってます。

そもそも天候パーティはあまり好きじゃない自分がそれを推してまで雨を使い続けたのも大爆発との相性の良さ所以ですしね。

ちなみにさっき話題に出したナットレイブルンゲルなんだけど、やっぱこいつらは革命的なポケモンだっていうのを感じてしまう。

WCS09で草薙さんが優勝したドクロエンペのエンペなんかは何が良かったかって自分の私見では雨パの構成要因なりつつ雨パの攻撃への耐性になり、その上雨パの苦手とする爆発への対策にもなっているからあの時代頭角を現すことができたわけであって、今の時代だとそれを凌駕する2体が登場した以上、イバンの実あたりが出てこない限り特別採用されないんじゃないかと思う。

率直な自分の気持ちではここまで爆発に対する駒を投入したんだから爆発の弱体化はするべきだったのか疑問に思ってしまう。まぁノーマルジュエル込みで以前の仕様の爆破が通用するとそれはそれで困るからやむ負えなかったんだろうけど。

そして、これらの一連の流れこそが雨パがなんだかんだで一番意識される要因なんじゃないでしょうか?


と長々言いたいことぶちまけたんで個別解説はまた今度で。