個別-ウルガモス

新しいパーティを作る上で一度ウルガモス軸を考えたけど結局断念する結果になったポケモン
ちなみに軸にした形はサポート必須なのでミガワリさんの記事みたいな形になるんだと思う。でもどうも組んでて合う感じがしなかった。

そこで軸にするのではなく、単発でパーティに入る余地はないか考える。

種族値:85-60-65-135-105-100

このポケモンにとって何が脅威かっていったら岩技なんですが、基本的にこいつより高いSで岩技を打ってくる奴は限られます。一方で、最近ではトルネロスクロバットもスタン構築で見られるようになってきているので物理飛行技にも細心の注意が必要。
岩技を打たれる環境を逆転されるのが怖い事もあり、電磁波を受けると一気に何もできないというのも勿論怖い。

よって持ち物はヨロギ・バコウ・ラムあたりが候補と思われる。イトケ等は悪くないがそこまで水技を警戒する場合は雨パなど出しようもないPTだったりするし、水技は必要ならばトリトドンで吸ってしまうこともできるので必須性は低い。

配分と型

今回は蝶の舞を使った型(軸にする型)は最初に言ったようにパスするので、蝶の舞をしない前提で考える。
折角蝶の舞があるのにしないのは不自然かもしれないが、こいつの根本的な強さは蝶の舞というよりは、非常に広い範囲のタイプ一致の攻撃技2つなのでそれを複数回打てるようにするほうを主な目的に考える。

今回はその上で、最速身代わり型と耐久ベースの身代わり型を考えます。他にも怒りの粉使ったりするのも面白いと思いますが、あくまで今回はスタン的に立ち回るイメージで考えます。

ちなみに技構成は共通で 熱風 虫のさざめき 身代わり 守る

・最速身代わり食べ残し型

配分:HS252 D6@食べ残し

色々考えたのですがこれになるのかなぁという感じです。
身代わりを使う型では一見16n(4n)はタブーな気もしたんですが、耐久種族値を活かすためにはこの型が妥当ですし、Hを下げてDを上げていってH177とかにしてもラティオスのメガネ流星耐えにはいかないどころか乱数でも10%弱の差しか表れないのでこうなるのかなという感じです。
H189とか191とかでもいいのかもしれないですが、個人的にプレッシャーでもないのに身代わりをタイマンで張れる回数が重要項になるのは特にダブルでは極稀なきがするし、食べのこしの効率も極力高くしたいと感じたからこうなりました。

気になるのであればHを下げて192じゃなくして身代わりを張れるようにしてもいいと思います。

・ラム耐久ベース身代わり食べ残し

配分 244−0−0−42−68−156

絶対に超えなくちゃいけないSのラインはS85の最速クレセで、その上に一応最速ロトム(いるかは不明だが、スカーフでトリック後とかならありうる)も意識して損はないので実数値152は欲しい。
そうすると補正なし全振りがそのラインになるんだけど、穏やかHSにしてもジュエル流星耐えのライン達成には余裕があるどころか効率も悪いので臆病でSは154に設定する。(153はない)→S156

残りはジュエル流星耐え+食べ残しではないので16n-1をまず行うとD68、H244(191−134)

更に残り分はBでもCでもいいんだけど、今回はラティオスへのダメージを少しでも伸ばすためにC42を振ります。


ちなみに、この手の耐久ウルガモスラティオスを確定1にできないのでラティオスとのタイマン要素は終わってます。そういう面を重視したいならメガヤンマとかで実施したほうがいいことが多く、実際メガヤンマのほうが多分総合的に優秀ですが、こいつはこいつでD方面の耐久がすぐれているという面もあるので考えて悪くはないと思ってます。